世界経済はどうなるの?【株式会社グッドライフ】

日本国債10年ものは現在金利0.00%

世界経済活動は新型コロナウイルスによりほとんどストップしてしまいました。これに対する金融緩和政策で世界的に金利は引き下げられています。

日本国債10年ものは0.00%

アメリカはFRBより金利の引き下げがありました。

アメリカの10年国債は0.6%

貯蓄性機能を持つ保険の運用は国債で運用されています。その国債が金利がほとんど無い状態になるとどうなるでしょうか?

ざっくりお伝えします。

日本円での保険商品について

保険会社はお客様と運用利回り1%程度で保険を設計しています。日本の円建ての保険商品のほとんどは、日本国債で運用しています。

その国債の金利がほとんど無いとなると保険設計上お客様には1%を約束し保険会社は1%未満で運用するとなるとどうなるでしょうか?

保険会社は保険を売れば売るほど損をすることになります。そこで保険会社は設計を変更して商品改定を行います。少なくとも保険料を値上げすることになります。

アメリカドル建ての保険商品は?

米ドル建ての保険商品の場合も同じです。

アメリカドル建ての保険商品の場合はアメリカ国債で運用されています。

ところがそのアメリカ国債はどうでしょう。つい最近まで2.5%程でしたが一気に0.6%まで下がりました。

そうなるとアメリカドル建ての保険商品は現在約3%程度で運用しています。

となると保険設計はお客様に約3%を約束して実際の運用は0.6%となると保険会社の経営はひっ迫する事が予想されますね。これをいわゆる『逆ザヤ』と言います。これから保険を売れば売るほど損をする状況になります。

特にアメリカ国債は、日本の国債よりも急激に金利が下がったため、おそらく急ピッチで保険商品の改定準備を進めている事と思われます。

【あくまでも過去の例から見た個人的見解です。そのためこの話が絶対とは言いきれません。あくまでも推測とご理解ください。】

アメリカドル建ての保険商品は、現在は利回りが高いため多少の変動リスクがあっても、自ら株価指株式等の投資をするよりは確実性が高いという事で人気になっていました。しかしこの状況では保険商品ほこのまま販売を続けることは難しいと思います。

現時点で言えることはアメリカ国債がこのままの低金利が継続するならばアメリカドル建ての保険商品も次の改定があれば一気に魅力が衰えると思われます。

近い将来、アメリカドル建て商品も、過去のお宝商品になると思います。

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